きよかわゲストハウス

2019年12月07日

部屋を片付けていたら、タンスの中から大昔の写真が出てきました

「弁当箱は可燃ごみ、鉄アレイは資源ごみ、レコード盤は……」

 

「……あっ、可燃ごみなんだ。」

 

「はあ……。」

 

「めんどくせー!!」

 

こんにちは。ゴミの分別が面倒すぎて頭が割れそうな和哉です。アゴは若干割れてます。よろしくお願いします。

 

レンタル電動バイクのお店E2ringのオーナーが手伝いに来てくれました

改装に向けてまず建物の中を片付け始めたんですけど、タンスや押入れの中までぎっしり荷物が残っていて、めちゃくちゃ手こずっています。

全部ひとまとめに捨てられればいいのですが、ちゃんと分別しないといけないので労力も数倍。これがまたややこしくて、カーテンは粗大、レースのカーテンは可燃、毛布は粗大、タオルケットは資源、布団は粗大、座布団は可燃とか、もうなんやねーん!

とはいえ何もかもが全部ガラクタというわけでもなく、たまに珍グッズ好グッズが引き出しの奥から発掘されます。

 

例えばそれは江戸時代の古銭だったり、

 

川合玉堂氏のサインがあるけど、まあレプリカでしょう。本物だったら相当な値段が付くはず

明治〜昭和にかけて活躍した名のある画家の銘が入った絵画だったり、

 

昭和57年発行

昭和末期に発売された観光ガイド本だったり。

 

このガイド本はお店の情報までびっしり書き込まれたイラストが満載で、ついつい見入って片付け作業が進みません……!

 

極めつけはこの古〜いアルバム。

 

開いてみると白黒の写真がびっしり収められていました。戦前に撮影されたものも多く、当時の奥多摩の風景が写っていたりもして、ページをめくる手が止まらない!

 

岩倉使節団みたいだなと思ってウィキペディア見たら全然違った

この写真とかひときわ古い時代に見えるけど、いつ頃のものなんだろう。皆目見当がつかない。大正時代とか?

 

この建物の看板には右から左に読んで「佐藤酒造店」と書いてあります。奥多摩に住んでいる人だったら「佐藤」と「酒」でピンと来るものがあるんじゃないですか?

そうです……、

 

 

きよかわの近所にある酒屋さん。一時期タイムズマートになっていたが、今は看板だけを残して酒屋に戻った

佐藤商店さんです!

いや、正直なところ真偽はわかりません。ただ駅前の横丁の飲み屋の女将に佐藤酒造店の白黒写真を見せたら「あ〜こりゃ昔の佐藤商店じゃないかね〜!」と言ってたので、きっと本当です。違ったとしても文句は女将に言ってください。

 

そして何より興奮したのが、きよかわが食堂だった時代の写真があったこと! 暖簾のすみに㐂代川と書いてありますが、㐂は喜の新字体なので、つまり喜代川です。いやーすごい!

㐂代川の写真を含めこのアルバムには資料的な価値があると思うので、捨てずにゲストハウスの蔵書として本棚に収めるつもりです。

イラスト観光地図ももちろん本棚行き。旅行好きにはたまらない一冊だと思うので、きよかわがオープンしたらぜひ見に来てほしいですな。

 

とまあ最近はこんな感じでぼちぼち片付けをしています。まだまだ先は長いけど頑張るぞー!