2020年01月05日
改装開始から1ヶ月の振り返りと、現時点でのビフォーアフター
あけましておめでとうございます。2020年という字面の近未来感に戸惑いを隠せない和哉です。早くホバーボードに乗りたい。
さて、昨年の12月から改装を始めたきよかわゲストハウスですが、まだまだオープンまで先は長いものの、日々着実にその姿を変えています。
ということで新年最初の記事では、この1ヶ月の改装の様子を振り返るとともに、現時点での改装前後の比較をしてみます。
まず始めに着手したのは以前住んでいた人が残していった荷物の整理。
タンスを中心とした粗大ゴミが大量にあったので、引き続きゲストハウスで使いたいもの以外は処分します。
タンスだけで30棹近くありましたが、奥多摩町の清掃業者さんが全部持っていってくれました。これで中の荷物はほとんど無くなったので、いよいよ改装作業の始まりです。
いったん柱だけ残してスケルトンに近い状態にするので、壁を抜いたり床を剥がしたり、とにかく色んなものを壊していきます。
とある和室の天井には薄い化粧板(?)が貼ってあったのですが、
それを剥がすと、
渋カッコいい梁が出てきました。これぞ古い家ならではの風情ですな。
リビングの天井も化粧板で覆われていましが、その下にも古めかしい天井がありました。前の住人はこれを隠したくて化粧板を貼ったのでしょうが、元の状態のほうが風合いがあって断然かっこいい!
なお改装は地元の大工さんに協力してもらいつつ出来るところはDIYでやるつもりでいたのですが、そもそも僕にはDIYスキルが1ミリもないことを思い出したので、基本的に大工さん任せになりそうです。
彼らの小間使いとしてウロチョロするのが今後の僕の基本的な役目となることでしょう。
大工さん以外にも近所の友人が手伝いに来てくれたり、
都心からはるばる手伝いに来てくれる友人もいたりと、早くもたくさんの人の力を借りまくっています。みんなありがとう!
作業前後の状態を見比べてみる
そんな感じで作業を進めたきよかわゲストハウスが現在どんな状態なのか、改装前の写真と比べてみましょう。
玄関
玄関を入ると正面にすりガラスの窓があり、その奥がキッチンになっています。
すりガラスの窓を外したら視界が開けて一気に広く感じられるようになりました。キッチンはバーカウンターになるので、玄関とカウンターのあいだの見通しを保つためにすりガラスをクリアガラスに入れ替えます。
リビング
キッチンの隣には居間があり、改装後もゲストがくつろぐリビングとして使うのですが、
キッチンとの間にあった壁は取っ払い、リビングとバーを一体的な空間に。ここが宿泊客と地域住民の交流が生まれる場所になります。
キッチン
キッチン側から居間の方向を見ると、元々は壁で遮られていた部分が、
こんなに開けた空間になりました。
スタッフルーム
こちらはスタッフの住み込み用の個室。写真だときれいに見えますが実際は結構傷んでいるので、
ここもがっつり直します。
もうひとつのスタッフルームもがっつり直します。
その他
廊下などを撮った写真もいくつか載せておきましょう。
やはり壁や建具がなくなると広くなりますね! まあいずれまた壁や建具が入るのでここまでの開放感は無くなってしまうのですが、築100年の風情を生かした素敵な空間にしたいところです。
2020年もよろしくお願いします
ここからさらに床を剥がしたり天井を抜いたりするので、壊していく箇所はたくさん残っています。基礎の補強や下水の接続みたいな大掛かりな作業も残っているので、やはりまだ先は長い。
でもリビングとキッチンの間の壁がなくなったりと少しずつ未来の姿が想像できる状態になってきているので、完成後の妄想を膨らませながら頑張っていきます。
それでは皆様、今年もひとつ応援よろしくお願いします!